5月になると、いよいよ田んぼのシーズンが始まります。今年は作業日誌代わりにブログに記録していこうと思います。
まず、今年の目標
「農薬を使わなくてもよい健康な稲つくり」
「多収(百姓のロマン)」
「倒さない」
ということで、がんばります。しかしなにぶん経験値が少ないのでどうなることやら・・・。とりあえず本を読んで知識を仕入れて、実践していこうと思います。
私の米つくりの教科書
どちらも勉強になります。これを読むだけで50%目標達成!てなワケないですが・・・。あと井原豊さんの「痛快イネつくり」ってのもおもしろかったです。「への字稲作」自分の米つくりの基本になりました。
昨年までは苗を購入してたのですが、今年は自分で育ててみようと思います。苗半作といわれますが、自分は苗八分作のつもりで失敗しないようにやってみます。ここで失敗したら終わりだもんね。結構ドキドキもんです。
ということで、まず最初に行ったのが、籾の塩水選。塩水に籾を入れて、軽い籾を選別する方法です。軽い籾は発芽が悪かったり病気持ちだったりします。逆に重い籾は丈夫な苗ができるとのこと。比重は1.13が基本ですが、もう少し濃い1.18くらいにすると種子消毒をしなくても大丈夫らしい。籾はJAから購入したヒノヒカリ。
まず塩水つくりから始めました。比重1.13ってのは10?の水に塩を2.14kg。生卵が横むきに浮かぶのが目安。で1.18は・・・?生卵が一割くらい水面に出るくらいらしい。しかしよくわからないので10年くらい前に買ったバッテリーの比重計で計ることに。水20?にとりあえず塩を4kg溶かしてみる。これで1.0はいってるはず。生卵を入れてみると、浮かんでくるが横向きにはならず、比重計で計ると1.0にならず・・・。塩を追加で入れてみる、卵まだ縦、比重計1.0ならず。塩を追加で入れてみる、卵少し横・・・、比重計・・・。結局今の比重はいくつなの??? とりあえず籾を入れたら何とびっくり、全部浮かんでるぅ(@_@;) もう一回比重計で計ってみると1.20 なんじゃこら!こんなバカな比重計を当てにしたオイラがバカでした。それからは卵を目安に薄めていって、卵が斜め向きになったころ、たぶん1.13くらいに籾を入れました。それでも半分くらい浮いています。とりあえずここで選別して、浮いた籾は、もう少し薄めた塩水で再選別。ここで1割くらい除去。結局比重がどれくらいか分からなくなりましたが、選別はできたので良しとしましょうアハハ(^_^;)。
次に、普通は農薬または温水を使った種子消毒をするのですが、自分は「1Hz元気液」なる微生物資材を購入。これの1万倍希釈液に浸ければ大丈夫との事なので、「ホンマかいな」と疑いつつ(なんで関西弁やネン)、しかし微生物の力を信じつつ(微生物は偉大だ)、浸けています。
これが4月22日のお話でした。籾撒きは5月の連休の予定です。
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