12日は祖峰小学校の入学式でした。
本年の新入生は7名。普通の感覚だったら、「少ない」と思うでしょうが、過疎地域の小規模校に慣れた者としては、まずまずの人数です。自分の判断基準は4人以下は少ない、5~7名は普通、8人以上は多い、かな。
でもって、入学式で感じたこと、来賓が多い。新入生7名に来賓20人くらい来てました。別に悪くはないです。入田、嫗岳、宮砥の各関係者なのでそのくらいの人数になるのでしょうが、いらしてた皆さんは7名の新入生を見てどう感じたでしょうね。少ないと思ったでしょうか。来賓の方々は、それぞれが地域のために、頑張っている人たちだと思います。7名の1年生、全校で51名の子どもたちを見て、自分たちの地域の近い未来に希望をもてたかな?この人たちの孫がみんな地元にいれば、もっと子供も増えるんだろうなーと思いながら、挨拶を聞いていました。
でも地元を離れると、なかなか帰れないんですよね。まず職がない(車で大分まで通う人もいます)、都会的な生活が便利(田舎が嫌いってわけではナイらしい)、嫁と姑の問題(こりゃむつかしい)、学校に子供が少なくて、自分の子供がかわいそう(ふ~ん(-.-))などなど、みんな事情があるんですよね。しかし、毎年何人かの転校生もいます。地元に帰ってくる人。町から移り住んでくる人。そんな人たちは、希望の星です。地域の宝です。Welcomeです~!もっともっと子どもが増えるといいなと思っています。でもこればっかりは思うだけで、自分で何とかできるものでもないので、なんだかな~。ジレンマですね。せめて、地域振興を生業としている人は地域に根ざしてほしいと感じる今日この頃・・・。
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