家族農業

今まで、あまり深く考えたことがなかったのですが・・・

農産物の国際価格って異常なんですね、異常に低い。その原因が欧米のダンピング輸出だそうです。そういえば以前、アメリカは米の輸出に補助金だしてるって話を聞いて、補助金出してまで日本に輸出するなって!思ってましたけど、それ以上のことは考えたこともありませんでした。

村田 武 九州大学大学院農学研究院教授によると、欧米の過剰農産物のダンピング輸出競争、つまり輸出補助金による生産コスト以下での安値輸出による市場の奪い合いと、それがもたらしている国際穀物価格の長期低迷は、小麦やトウモロコシだけでなく、コメにもおよび、東南アジア諸国の稲作農民にとっても、生産コスト割れとなっている。 それと同時に、WTOとFTAの農産物自由貿易体制と、それを最大限に利用して利益を上げようとするアグリビジネス多国籍企業の支配力が高まるなかで、世界各地の農業および産地が、今や世界的な競争に巻き込まれている。とのことです。

そして、まずアメリカの家族農業が激減したということに、驚きました。アメリカの農家といえば、大規模経営、低コストで農産物を生産する日本農業の敵というイメージがあったからです。儲けているのは、巨大穀物商社や食肉メーカーで、家族農業経営は1950年代には500万経営以上もあったのに、1998年には200万経営にまでになったそうです。会社経営の巨大農場が、1割弱の経営で、アメリカ全国の農産物出荷額の3分の2を占めているそうです。

アメリカの農家も辛い目にあっているんですね。日本みたいに小規模の兼業農家が少ない分、潰された数も多かったのかなと想像します。日本も今、一生懸命にあの手この手で農家潰しに取り組んでますが(NHKもキャンペーンやったみたいですね)…

で、陰謀好きな私が、世界の農業の流れを妄想すると・・・

巨大穀物商社や食肉メーカー含む多国籍企業群および某国の価格操作により、世界的な家族農家潰し

農家の減少で、自給率の低下による輸入依存、食料援助国の増加

奴等の食料の独占

作れなくなった私たちは「言うこと聞くから、食べ物恵んでください」_(._.)_

奴等は世界征服でやりたい放題 ワッハッハ (後は石油の独占か・・・次はイランだなヒヒヒ。 戦争も内戦もやれば武器で儲ける、復興でまた儲けるし、石油も手に入って一石三鳥や・・・これだから陰謀はやめられん、銭もうかるでゼニ!)

・・・

書いてて、だんだん腹が立ってきたな・・・この流れに抵抗するにはどうすればいいんでしょう?

土地を集めて法人化して競争しても勝ち目は無いし・・・騙されて潰されて土地を取られて終わり、もしくは乗っ取られて涙、じゃないでしょうか。

ここはせめて、狭い土地にしがみついてでも、兼業農家しながらでも、自分の家族の食料は自分で作っていくのが良いのかなぁ・・・と考えてます。←あくまでも、私の個人的な妄想です

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